天才犬
************
このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
************
2019年12月29日
先日有名アニマルコミュニケーター、ハイジさんについて若干疑いの目を向けてしまいました。
https://ketsuketsu.muragon.com/entry/306.html
本日、某バラエティ番組を拝見していたところ、天才犬として人の名前などを覚える犬が登場していました。
写真等を見せながら名前を教えると一度で覚えるそうで、実際映像では複数の写真の中からちゃんと該当の人物の写真を指差していました。
飼い主が何かサインを出していない証拠に、初対面の番組スタッフが出題しても正解を答えます。凄いな~と純粋に感心しておりました。
最近ではアルファベット全部や色の種類を覚えたようです。
…ん?色?
ハイジさんを疑ったきっかけは、特定のおもちゃでしか遊ばない猫のその理由を聞いたところ「派手な色の物は危険だから」と答えた、と言っていたからです。猫は色弱なので派手な色を見分けているはずはないのです。
そして犬も猫同様に色弱です。
厳密に言えば赤緑色盲で、特に緑・黄緑・黄色・オレンジ等の識別はつかないようです。
天才犬は「赤色はどれ?」「黄色はどれ?」という質問に正確に答えていました。
どうやら何かカラクリがあるようですね。信じていただけに残念。
もしかしたら本当に天才犬で、わずかな色の差を判別しているという可能性もゼロではないので決めつけはよくないのですが、動物をこのような飼い主の承認欲求を満たす道具にするのはいただけません。特に犬は飼い主が喜ぶからと頑張ってしまう傾向にあるので、その性質を利用しているのも気分が悪い。
番組側はやたらと持ち上げずに、もう少し調べていただきたいなと思った、という今日もひねくれ日記でした。