迷惑メールフォルダ
************
このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
************
2021年7月30日
私のスマートフォンに来る迷惑メールは自動的に別フォルダに仕分けられていますが、数ヶ月放置しているのでさぞかし溜まっているだろうと、ふと思い立って見てみました。
迷惑メールフォルダを開くと、差出人とメールの冒頭部分が表示されている一覧になっています。
ざっと見てから消そうと思って眺めていると、ひとつ無作為に送られたメールではなく、明らかに私宛の冒頭文になっているメールが目に入りました。
受信日は去年末です。
メールを開くと、高校時代の友人でした。
恐らく他の友人から私の近況とメールアドレスを聞いて送って来てくれたのだと思います。
私のスマートフォンの電話帳に彼女のアドレスが含まれていなかったため、迷惑メールに分類されたのでしょう。
友人は私の姉とも面識があったので、メールにはお悔やみの言葉と、自分自身の近況について書かれていました。
この友人の近況は人づてにうっすら聞いたことがありました。
友人は独身で、十数年前にお父様を亡くし、数年前にお母様が重い病気に罹られたということでした。
同じく独身のお姉さんが1人いるのですが、少し心を病んでしまい、仕事を辞めて家にいるという話は聞いていました。
友人のメールでは、去年お母様が亡くなられ、お姉さんは病状が悪化し、然るべき病院に入院しているとのことでした。
なかなかのハードモードです。
友人のお姉さんとは私も一度お会いしたことがあります。
友人も美人ですがお姉さんも美人で、街頭でインタビューされて雑誌に掲載されるような目立つタイプの明るい方でした。
一体何があったのでしょうか。
しばらく音信不通だった友人からのメール。
もしかして私の現状にシンパシーを感じて、お互いの境遇について吐露し合いたいのかなど色々考えてしまいました。
音信不通だったとはいっても元々はかなり親しい間柄で、どちらかというと私が姉のことをあまり人に言いたくなくて、私の方から意図的に疎遠になっていたので、変な宗教やマルチ商法の勧誘などではないことはわかります。
友人が現状に悩んでいて、何か助けを求めているのであれば応えたいという気持ちはあるのですが、今の私に重い相談を受け止める心の余裕はあるのでしょうか。甚だ自信はありません。
メールを返すべきか。
いや、普通は見ずに捨てる迷惑メールを、たまたま何の気なしにフォルダを確認したことで気づいたということは、返信しろという何かの導きかも知れません。
それにしてもメールを半年以上放置していたことをどう言い訳しようかとそっちの方が悩みます。
守護霊様だか何だかの導きなら導きでいいのですが、もうちょっと早く教えてくれたら余計な悩みが増えなかったのに、と少し恨んでいます。