(我が家のインコが)生きる意味
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年7月2日
我が家の多産セキセイインコがまた発情したので動物病院に行って来ました。
セキセイインコは1回の発情期に4~6個の卵を1日置きに産みます。
人間と同じように産卵は生命のリスクも高く、無事に産み終わってもその後の雛の育児には相当な負担がかかります。
増やす予定がなければ、長生きしてもらうには産ませないに越したことはありません。
発情抑制にはいくつか方法があります。
・食事の量を制限する
・部屋を暗くする
・鳥かごを置く位置を一定にしない
などなど。
つまり鳥にストレスを与え、「ここで産卵したら危険だよ」と思わせることです。
しかしストレスを与えるということは逆にリスクもあります。
栄養不足になったり、ノイローゼになって自分で羽をむしったりします。
我が家のインコは毎月発情し、多分放っておいたら大体2~3週間は治まりません。
治まったな、と思ったらまた1週間ほどで次の発情期がやって来ます。
1か月の3分の2をストレス下に置くことは鳥にとっても飼い主にとっても余りハッピーとは思えず、我が家では獣医さんと相談してホルモン注射で発情抑制する方針にしています。
生物としては、短くとも卵を産み、雛を育てて一生を終えるのが正しい姿なのかも知れません。
1日でも長く生きて、飼い主を癒し続けて欲しいと願っているのは人間のエゴなのだろうとは思っています。
生きる意味を人間側が強制するのもどうなんだろうとは思いつつも、もともと人間を癒すために計画して産まれてきた命なんだから仕方ないとも思っています。
いやそもそもそんな目的で命を誕生させるのは神への冒涜なんじゃないかとか言い出すと、鳥に限らずブリーダーの是非についての議論になりそうなのでこれ以上考えるのを止めます。
でも注射を打って発情が治まったら、オスと仲良く走り回って遊んでいる姿はとても楽しそうなので、多分これでいいのだと思っています。