補足
************
このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
************
「カタカムナ」については、その存在や効果について信頼するに足りないと判断したのでその後深追いはしていません。
が、変に調べたせいでネットニュースやYouTubeのオススメでカタカムナ関連情報がやたら出てくるようになり、もういいのにな…と思いつつも何か画期的な情報があれば気も変わるかも知れんと考えていくつか見てみました。
その中でもやたらカタカムナを盲信しているお医者さんのブログを拝見しました。
名誉のために名前は伏せますが、M医師としましょう。
M医師はカタカムナ効果の科学的根拠について解説しています。
カタカムナの呪文「カタカムナウタヒ」を音読すると、脳血流が活性化するそうです。
脳血流が活性化すると集中力が向上するなど、脳の本来の能力が十分に発揮できるそうです。
残念ながらカタカムナウタヒに限らず、どんな文章でも音読することで脳血流が活性化するということは少し調べればわかります。もちろんお経でもいいです。
しかしM医師はこれを科学的根拠とし、このカタカムナが描かれたシールを患部に貼ると効果があるというような治療を行っているようです。
いや、色々突飛過ぎないか。
脳が活性化されることは事実だとしても、それと病気が治癒することは別問題だし、「音読」の効果が何故「シールを貼る」ことにすげ変わっているのかも謎です。
お経が書かれたお札を患部に貼って、病気が治るよと言っていることと同じです。
ただこの場合は利用者もおまじないだと理解しています。
M医師はそのシール他カタカムナグッズを販売していますし、カタカムナを実際の治療法として利用もしているようです。
患者はおまじないだとは思わないですよね?
薬事法的に問題ないのかな?
実際プラセボ効果で効き目がある人もいるかも知れないので、一概に悪いとは言いませんが…。
私はカタカムナを信じる人について特に非難もしませんし個人の自由だと思っていますが、医師などある程度の立場がある人が、藁をもすがる病人を食い物にすることにはだいぶモヤモヤしています。