母は強し
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年4月21日
飼っているセキセイインコのメスがまた卵を産みました。
すぐさま動物病院で産卵抑制のホルモン注射を打ち、卵を取り上げましたが、まだ卵を温めているつもりなのかうずくまり続けています。
本能からの行動なのだとは思いますが、その姿はとても切なく、一度気が済むまで温めさせた方がいいのかも…という気になります。
という話を獣医の先生に相談したら、繁殖させる気がないなら、母体の負担にしかならないので止めた方がいいと言われました。
産むのも負担、温めるのも負担、雛を育てるのも負担。
母親の本能とは、次の命のために自分の命を削るのも厭わないのですね。
母親の強さといえば。
姉の闘病は端から見ていてもとても辛そうで、多分私だったら耐えられないと思っていました。
その気持ちを姉に伝えたら、子供のために頑張れる、と言っていました。
自分より大事なものがあると強くなれるんだなあと思った、という思い出です。
ちなみにインコですが、別の鳥かごに入れると「ここは巣じゃない」と思うのか、卵を温める素振りをしなくなり、ケロッと忘れて元気に遊ぶようになりました。強し。