トイレの神様
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年4月11日
「トイレ掃除は花嫁修行」だとして、素手で便器の掃除を社員にさせていた会社が炎上していました。
そして今日テレビを見ていると、「成功者は積極的にトイレ掃除をしている」と言っているお笑い芸人さんがいました。
私は昔からの風習を闇雲に否定するのは嫌いですが、この「トイレ掃除は花嫁修行」だとか「トイレを掃除すると安産になる」「トイレ掃除をすると開運する」は、余り好きではありません。
「素手で便器の掃除」は衛生的に論外です。
恐らく「人の嫌がることを進んですることで、今後出会うであろう不条理にも耐えられる」とか「不衛生な場所を衛生的に保つことが健康に繋がる」という教訓であろうとは思うのですが、そこに花嫁修行や安産や成功を絡めるのは姑息だなあと思っているのです。
本意がわからずスピリチュアル的な意味合いで捉えている人が多そうなのも問題です。
そのまま「人の嫌がることを~」「衛生的に~」と言った方がいいと思うのですが。
ちなみに表題の「トイレの神様」は有名な歌のタイトルです。
歌の主人公はお祖母ちゃんに「トイレを磨くとべっぴんになる」と唆されて磨いていましたが、グレて男友達と夜中に出歩くクソガキに育ってしまいました。
その後お祖母ちゃんが亡くなった後、綺麗な花嫁になるためにトイレを磨いているそうです。本意を理解していないですね。
言葉を額面通りに受け取る人間は、こんな婉曲的な表現からは何も学べないことが分かります。
あ、歌詞に共感できないというだけで、別にこの作者が嫌いというわけではないです。ファンの方はごめんなさい。