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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2021年4月4日

昼食を買いに出たところ、ご近所さんの玄関前で、恐らくその家のおばあさんと、見るからに怪しいセールスマン風の男性が話していました。

おばあさんは耳が遠いのか、男性はかなり大きい声で話していたので内容が筒抜けです。

通りすがりに聞こえてきた会話の内容はこのようなものでした。

「じゃあ僕は車を停めるところを探してくるので、その間にお金を用意してください」

え！これってもしかして特殊詐欺的なやつじゃないの？

数歩行きすぎてから、気になったので引き返してみました。

ご近所さんとはいえ、最近越してきた方のようで面識はありません。

話し掛ける切っ掛けもなく、また通りすぎてしまいました。

どうしようかとドキドキしながら、向こうからは見えない曲がり角で立ち止まって様子を伺っていました。

その怪しいセールスマンが乗ってきたであろう車は目の前にあります。

せめてナンバーをメモろうとスマホをポチポチしているところにセールスマンが戻ってきました。

かろうじて聞こえてきていたやり取りによると、おばあさんは気丈に断っていたようです。良かった。

車は立ち去っていきました。

時々テレビでオレオレ詐欺を未然に防いだ銀行員や店員の方などが表彰されているニュースを見ることがあります。

「いや～その場に居合わせたら私でも通報くらいできるっしょ」などと思っていましたが、実際居合わせると全然ダメでした。

やっぱり表彰されるだけのことはありますな…。

今回はその詐欺師はスゴスゴと帰って行きましたか、どこかでまた同じことを繰り返して、これから騙される人がいるかもしれないと思うと、そのまま見逃したことは心が痛いです。

しかし直接対峙して逆ギレされても怖いし、通報するには証拠も乏しいし、どうしようもなかったと自分に言い聞かせています。

ちなみに「見るからに怪しい」とは、服装はスーツでカチッとしたスーツケースを持っているのに、お笑い芸人の「宮下草薙」の草薙さんを100倍くらいボサボサにしたような髪型だったからです。

怪しいというと草薙さんには失礼ですが。