ファントム
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年2月7日
我が家は古い日本家屋なので、各部屋の扉は引戸になっています。
これは最近の不思議現象とは関係ない話なのですが、部屋にいてこの引戸を開ける音が聞こえて振り返ると、誰もいないし開けられた形跡もない、ということが昔からしばしばあります。
私はこれをファントムと呼んでいます。
今朝も寝ていると、早朝にガラッと引戸が開いたので、あ、これいつものファントムかな、と枕元のスマホで時間を見ると6時28分。
と同時に姪が私の名前を呼んだので、そうだ、確か今日は朝早く姪を駅まで送る約束だったっけ。だから起こしに来たんだな、と「はいはい」と返事をして起き上がると誰もいません。扉も閉まっている。ファントムでした。
いや、もしかして呼んでから素早く部屋を出て行ったのかも知れない、と部屋を出て様子を見に行くと、姪はお風呂からちょうど上がるところでした。やっぱりファントムか。
このファントム、私は元々霊現象的なものだとは全然思っていなくて、大体寝入り端や起き抜けに起きるものだから、寝ボケの一種だろうと思っていました。
今の私の知識の範囲でいえば、明晰夢の一種といえるかも知れません。
しかし今日のファントムは、いつものやつより頭が結構ハッキリした状態で現れました。
起きてから姪の様子を見に行くまでの間に夢から覚めるという過程もなかったので、明晰夢の中の出来事でもありません。
そろそろ起こしに行こうと思っていた、と姪が言うので、もしかしたら姪の念みたいなものを先読みしたのかも知れません。
おお。なんか勘が研ぎ澄まされてきたのかしら。
などとまた都合のいいように思ったりしています。