馬鹿な子ほど可愛いと言うけれど
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2020年12月11日
姉の生まれ変わりとして、姉の命日産まれのセキセイインコをお迎えしてもうすぐ2年です。
このインコたちのことは以前も触れたかもしれませんが…。
お迎え当時、一羽でよかったのに、ペットショップが取り寄せてくれたのは二羽。
同じ日に産まれたのに片方は体が小さく、目もショボショボしていて体が弱そう。
お迎えするなら元気な方一択なのですが、ケースの中で仲睦まじく寄り添っている姿を見て、(あと多分ここでお迎えしないとショボショボの方は永遠に売れ残りそうだったので)二羽とも引き取りました。
結果、ショボショボはやはり病気を持っていて、検査費用と治療費など相当掛かりました。その上、一緒にいる健康な方にも病気を伝染してしまい、結局二羽とも治療する羽目に。
おまけにオス二羽だと思っていたらショボショボはメスで、別々のカゴで飼わなくてはならない。(きょうだいかもしれないのでつがいにできない)
色々予定外でしたが、お迎えしたのも縁だと思って手間も出費も惜しまず世話しました。
そうこうしているうちにショボショボが卵を産み始めました。
産卵は体に負担が掛かるので、産卵を抑制するホルモン剤を打つことになりました。
通常は1シーズン2~3回も打てば乗り切れるのですが、ショボショボは2週間に一度打っても追い付きません。診察と合わせて注射一回4000円です。
それでも産卵シーズンの春から夏だけ、と思い我慢してマメに病院に通っていたのですが、なんと寒さが本格的になった今現在もせっせと卵を産み続けています。ガクー。
ショボショボは噛み癖もひどく、意地汚いししゃべらないし、鳴き声も汚いし、お金も手間も掛かるし何一つ良いところはないけれど、元気に二羽で走り回って遊んでいるのを見ると、お迎えして良かったなあ…としみじみ思うのです。
いつも「仕方ないなあ~」と言いながら、実はお世話を楽しんでいます。
そういえば姉の闘病中は、とてもとても辛くて大変だったけれど、大変だったからこそ僅かな嬉しいことが何倍も何倍も嬉しくて、今ではかけ替えのない思い出になっています。
ショボショボのお世話をしていると、そんな姉との闘病中の思い出をいつも思い出します。