罪作りな映え
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2020年11月13日
夜中の情報番組で、流行りの高額ペットの話題が取り上げられていました。
取材を受けたペットショップで今一番人気のペットはなんと150万円。それでも入荷待ち状態だそうです。
番組ではそのペットを飼っている女性にインタビューしていました。
女性はそのペットをInstagramにアップするとたちまち数万のフォロワーがついた、と嬉々として話しており、その後番組にゲストで登場した女性は、そのペットを「映える」ように撮影する方法を出演者に伝授していました。
そこで不快になったのでチャンネルは変えました。
SNSのためにペットを飼う人が増えていることは知っています。
ペットを飼うほとんどの理由「寂しいから」「かわいいから」が、SNSが理由であることより高尚とも言えませんが、ペットは永遠にかわいく、永遠に寂しさを癒してくれるので、永遠に愛することが出来ます。(一部そうではない人もいますが)
しかしSNS目的の飼い主たちは、SNSで思ったように満足を満たしてくれなかった場合、そのペットを愛し続けることが出来るのか、そこは甚だ疑問です。
そもそも「食べ物」や「動物」を利用したり、実物とは程遠い加工をした写真で承認欲求を満たしたところで空しくならないのかな。
「何も持っていない人」でも輝く可能性を感じさせるSNSは、罪作りな道具だなあと思うのでした。