苦痛
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2020年9月1日
母が退院してきました。
足腰がまだ本調子ではなく、ひとりで歩くには覚束ないので、トイレなどの移動に付き添うために、同じ部屋にいて仕事をしています。
顔を合わせているからかやたらと話しかけてくるのですが、「仕事中だから」と適当にあしらっています。
しばらく独り言のように喋り続けていますが、そのうち決まって姉の話になり、メソメソし出します。
もちろん自分の娘が亡くなったのだから悲しい気持ちは痛い程わかります。
が、これが非常に煩わしい。
こうなるとイライラして仕事どころではなくなるので、我慢できずに自室に戻ります。
悲しいのは皆同じなのに、皆できるだけ明るく振る舞っているのに、母だけが感情を露にするということもイライラに拍車をかけています。
悲しいときには泣いて発散するのは良いことですが、度々だとこちらも参ってしまいます。
部屋を出る前に捨て台詞のようについ小言を言ってしまうのですが、その後決まって母の心に寄り添えない冷たい娘だなあと後悔するのです。
話を聞くのも苦痛、耳を塞ぐのも苦痛。
相談する姉はもういません。