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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2019年5月2日

今日の西日本は汗ばむほどの陽気でした。

玄関前のクローバーの鉢に四つ葉がたくさん生えてきました。

このクローバーは、闘病中に迎えた姉の誕生日に義兄がプレゼントしたものです。

正確には二代目です。

昔から夏になると家の台所の窓にヤモリが出現することがありました。

漢字で「家守」と書くだけあって、家ではヤモリが出ると「今年はいい事があるぞ」と喜んだものです。

ここ何年か姿を見せなかったので残念に思っていたのですが、姉の闘病中に何度か姿を現しました。

「これはいい事があるかも」と一際姉は喜んでいました。

実際ヤモリが現れてからしばらくは病状も回復傾向にあり、治癒が望める新しい治療法を勧められるまでになりました。

ちょうどその頃、義兄から四つ葉のクローバーの種をもらいました。

四つ葉が生えてきたら縁起がいい事が重なるね、と願いを込めて植えました。

しばらくすると細いカイワレのような双葉が生えてきましたが、すぐに全て枯れてしまいました。

姉は義兄に申し訳ない、と残念そうにしていたので、義兄には内緒で新しく四つ葉のクローバーの種を買って植え直しました。

2回目は注意深く育てたので、無事クローバーはすくすく育ちました。しかしAmazonで星ひとつの評価なだけあって、肝心の四つ葉は全く生えてこなかったのです。

同じ頃、大阪を大きな台風が襲いました。

その影響があったのかはわかりませんが、毎日顔を出していたヤモリはピタリとやってこなくなりました。

そしてその頃から姉の病状は悪化の一途を辿るのです。

縁起担ぎは引き寄せの法則ですね。

いい事も悪い事も引き寄せてしまいました。

姉が亡くなるまでに2本だけ生えた四つ葉のクローバーを押し花にして栞を作り、姉の意識が失くなる直前に見せることができました。

姉は「いい事がありそう」と喜んでくれました。

姉が今過ごしている新しい世界でいい事があるといいな。