運の良し悪し
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2019年5月3日
ここのところ本題からズレて思い出話ばかりになってしまってますね。休みが多いと物思いに耽る時間が多くて困ります。
去年の今頃は…なんて、ひとりしんみりしています。
姉には就学中の娘が二人います。
今日は天気も良くお出掛け日和でした。
二人を近くのアウトレットまで送って行きました。
子供達が楽しそうにしていると安心します。
子供達は大阪の中高一貫の私立高校に通うために、親元を離れて姉の実家である我が家に住んでいます。
結果として運が良かったのか、お陰で姉が亡くなっても子供達の生活は変わりありません。
上の姪は昔から運が良く、出掛けるときは必ず晴れ、くじを引けば大当たり、駅に着けばすぐ電車が来る…など細かいことから、厳しいと言われていた中学受験も成功するなど大きな運まで呼び寄せていました。
姉夫婦にとっては初めての子供、私の親にとっては初めての孫だったので、身近な大人たちが欲目で「この子は運がいい」といい続けていました。そのため本人が「自分は運が良い」と思い込んだことがその後の運を呼び寄せていたのかも知れません。
そんな順風満帆な人生を送っていた姪ですが、姉、彼女にとっては母の病気がわかったときは最大の不運だったでしょう。
そういえば姉も運は良かった方です。
大学受験もほとんど苦労なく合格し、就職も空前の売り手市場でいくつも内定をもらうほど。
そんな姉にとっても病気がわかったときは最大の不運だったと思います。
よく人生は長い目で見れば運不運は公平に訪れる、といわれていますが、姪や姉にとって、これまでの人生がこの最大の不幸と見合うほど幸運だったということでしょうか。
そして私は姉ほど運は良くなく、どちらかと言えばツイてない人生だったのですが、ここにきてさらに不運なことにたったひとりの姉を亡くしてしまうという負債が重なってしまいました。
運不運は公平に訪れる。
いずれこの負債を回収して余りある幸運がやってくることを期待しています。