終戦記念日
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2020年8月15日
終戦記念日といえば思い出すことがあります。
私の両親は共に心霊の類いは全く信じておらず、一時期流行したオカルトや心霊のTV番組などは「馬鹿馬鹿しい」の一言で一蹴していました。
終戦記念日前後はよくTVで戦時中の話題が取り上げられていると思いますが、確かその時もそんな番組を見ながら母がふと話し始めました。
「子供の頃にとても不思議なものを見た。庭でしゃがんで花を摘んでいると、ちょうど目線と同じ高さを、体は地面と平行に浮いていて顔だけ前方を向いて飛んでいる兵隊さんを見た。自分の周りを一周して消えていった。あれは何だったのか」
淡々とした口調だったので、すぐには幽霊の話だとは思わなかったのですが、状況を想像するとその兵隊さんは幽霊だったとしか考えられません。
母自身は幽霊とは認めたくないようで、「どうやって飛んでいたのかな」などと言っていました。
もう10年くらい前に聞いた話なのですが、この話が私が今まで聞いた中で一番怖い幽霊話です。