首
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2020年7月25日
大学生の頃、ベッドの上で友人と電話をしていたときに、突然友人が「いまどこにいる?」と訊いて来ました。
「ベッドの上」と答えると、「そのベッドの下に何かの首が見える」と言い出しました。
なんだ急に霊感少女みたいなことを言い出して、とさして気にも止めずにいたのですが、電話を切ったあとに一応調べてみると、首が取れたカナブンの死骸がベッドの下から出てきました。
友人は悪く言えば窮屈なほど純粋な人で、「大人の事情」や今でいう「忖度」みたいなものが全く通じず、世渡りは上手くなさそうなタイプでした。
逆に言うとそれほど純粋でなければ、目に見えない何かを感じとることができないのであろうと思っています。
今私はその能力を熱望していますが、では彼女が羨ましいか…と言われるとビミョーで、卒業後は疎遠になったのでその後どのように過ごしているかはわかりませんが、なかなか生き辛い人生を過ごしているのではと勝手に想像しています。