魔術書
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2019年4月26日
再び明晰夢を見る方法について調べ直してるうちに、気になるものが出てきました。
ディビット・コンウェイ「魔術書(実践編)」(Amazonで¥3,880)です。
過去に戻る方法が書いてあるそうです。
Amazonのレビューでも評判は上々のようです。
魔術といえば思い出があります。
今でこそ「スピリチュアル?何それ美味しいの?」くらいに興味を無くした私ですが、学生の頃は人並みに星占いなどで一喜一憂しておりました。
当時の友人の1人が「黒魔術の本」を入手したとのことで、その中から簡単に実践できるものをひとつ紹介してくれました。
「電話がかかってきて欲しいと思った人から電話がかかってくる魔術」です。
かわいらしい黒魔術もあるものですね。
当時はスマホはおろか携帯電話もなく、電話といえば家族全員で使う「家電(いえでん)」です。
今でこそメールだのLINEだのでそんなに親しくなくても気軽にやり取りできますが、当時は「電話を掛け合う間柄」は(特に異性であれば)特別なものでした。
何せ電話を掛けると本人ではなく相手の親が出てくる可能性もあるわけです。気軽には掛けられません。
異性から電話が掛かってくるということは告白と同義です。とにかくその時代の子供には電話とはそういうものでした。
その魔術の方法を聞いていたのは4~5人だったでしょうか。
まあお年頃なので皆興味を持たないわけはありません。それぞれで試してみることになりました。
黒魔術とはいえ生け贄的なものを使うわけではなく、少女マンガの付録のおまじないブックとかに載っていそうな簡単な術です。
当時のかわいらしい私も心にほんのり思い描いた人から電話が来るように願いながら黒魔術を実践したのです。
そして結果は。
なんと黒魔術を使った全員が意中の人から電話があったのです。もちろん私も。
内容は望み通りとはいかない者もいましたが「電話がかかってきた」のは事実です。
恐るべし黒魔術。
以降は怖くなってその1回だけしかしませんでした。
そんなわけで、魔術は信じています…と言いたいところですが、今ではあれはたまたま魔術のタイミングで電話が掛かってきただけなんだろうと夢のない汚ない大人に育ってしまいました。
純粋な心で「魔術書(実践編)」を手にいれるには今しばらく時間がかかりそうです。
そういえば会社員になってから後輩にこの話をしたことがあったのですが、後輩がやたら食いついてきてその黒魔術の方法を教えました。
その後どうなったのかなあ。