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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2020年5月13日

以前はよく趣味で音楽を聴いていましたが、最近は敢えては聴かなくなりました。

つけっぱなしのテレビやカーラジオから流れる曲を耳にする程度です。

好きなアーティストや好きなメロディは普通にありますが、感受性に乏しいのとひねくれているせいで、曲を聴いて感動することはほとんどありません。

そんな私ですが先日、カーラジオから流れてくる曲に珍しく耳を奪われました。

フラワーカンパニーズ　『深夜高速(25th Annivarsary Mix)』

サビの「生きててよかった」と何回も繰り返す歌詞が、亡くなる寸前まで「生きたい」と泣いていた姉を思い出させたからです。

後日歌詞を改めて調べました。

ざっくり解釈すると「今は目の前のことで精一杯な人生だけれど、『生きててよかった』と思える日が来るのだろうか」という感じです。

自分には「生きててよかった」と思える時が来るのだろうか。

姉の「生きたい」という想いを目の当たりにした私でも、まだ「生きててよかった」とは思えません。むしろ充分生きたからもういいかな、と罰当たりなことを思っています。

過去に戻ることしか望みがない今の私には、「生きててよかった」と思える日はきっと来ないでしょう。

しかし「生きていたい」と思えた姉の人生は少なくとも今の私より幸せだったんだろうなと思うと少し救われます。