マイカーと独り言
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2019年12月27日
私は車が好きです。
乗るのが好きというよりは「物」として好きなので車種には多少のこだわりがあります。
今乗っている車は2年前、姉の病気が発覚する直前に買い替えました。
姉一家が帰省してきたときには私と両親、姉家族の計7人で出掛けることが多いので、車選びの際は7人乗りであることが必須です。
ファミリーファミリーしているのが好きではないので、ミニバンではなくSUV。
7人乗りSUVとなると選択肢の幅はほとんどありませんでしたが、その割には今の車は気に入っています。
しかし結局7人で乗ることは一度もありませんでした。こんなことなら5人乗りにすればよかったと思わなくもないですが、姉との思い出がこの車には詰まっているので、やっぱりこの車でよかったなと思っています。
入院中の一時帰宅から病院へ戻るとき、夜の高速道路を走ります。二人だけの空間。夜の情緒も相まって、そこでの姉との会話が一番本音を語り合っていたように思います。
先日、用事があり夜の高速道路をひとりで走りました。ふと助手席に姉が座っている気がして、ほとんど無意識に姉に話しかけていました。本当に姉がいるときのように結構な愚痴を話していたと思います。
私は独り言はおろか鼻歌すらほとんど歌わないので、ハッと我に返ったときに自分でも珍しいなと思いました。
多分本当に姉が横に乗っていてくれたのかな。私が少し参っているのが伝わったのかも知れません。
そして車内も録音できるドライブレコーダーを付けていなくて良かったと思った、という話でした。