友人の訃報
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2019年10月30日
友人の訃報が届きました。自ら人生を終えたとの話です。
大学を卒業後、故郷に戻った彼と会うことはありませんでしたが、時折見る彼のSNSの内容や伝え聞く近況から、この訃報には驚きこそすれ不思議に思うことはありませんでした。
彼は端から見ていると恵まれているように見えました。明るくてハンサムで、センスがあって、実家がお金持ちで、友達も多くて、一流企業に就職して。
でもそんなことは彼の幸せとは何も関係がなかったようです。
彼はもともとこの世で生きること自体が難しい人間だったんだよ、よく今まで頑張ったね、って言ってあげよう、と私に彼の訃報を伝えた友人は言いました。死にたくないと思えることは幸せだよ、とも言っていた。そうやね。
最期まで死にたくないと泣いていた姉の姿を思い出すと複雑ではあるけれど、同じくらいの思いで生きていたくないと泣いている人もいるのでしょうね。
自ら死を選ぶ方に対して私が抱いていた「生きたくても生きられない人もいるのに。もったいない」という考えは少し改めようと思います。
ただ「生きていたくない」という人の思いを尊重することが正しいと思いたくはない。
願わくば、生きていたくないと思う人がいなくなるような世の中になって欲しいなあ。
そんな世の中になったら生まれ変わってきてね、と願いつつ、今日は彼の冥福を祈りたいと思います。