大人の振る舞い
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2019年10月10日
教員同士のいじめが話題になっていますね。
その是非については言わずもがななので、ここで取り立てて言うことはありません。
この出来事でふと思い出したことがあります。
高校三年生の時、私は姉のあとを追って美術大学の受験を決め、そのためにこれまた姉のあとを追って美大受験専門の予備校に通いました。
先生が三人の小さな予備校です。
姉は私がその予備校に通うことになったとき、「こんな大人がいるのか!とビックリするよ」と言いました。
私はそれまで大人といえば親と学校の先生ぐらいしか触れ合いがなかったので、「普通の大人」とは基本的には親か先生と同じようなものだと思っていました。
しかしその予備校の先生は私のその「普通の大人像」を見事にひっくり返しました。
生徒のひいきは当たり前。気に入らない生徒には他の生徒の前で罵倒した上で暴力を振るう。先生同士の罵倒や暴力沙汰もしょっちゅう。機嫌が悪いと生徒に当たり散らす。
私は受験のテクニックと同時に「大人も子供も変わらんのだなあ」ということを学びました。親や学校の先生は、子供たちのために意識的に大人を振る舞っていたのでしょう。
いじめをした教員たちは大人の振る舞いが出来ない人たちだったのでしょうね。あの時の予備校の先生のように。
そんな大人は多いでしょうが、せめて学校の先生は子供達の前だけでも大人でいて欲しいものです。
まあ私も偉そうに語ってますが、「大人の振る舞い」ができている自信はありません。