祖母の部屋 後編
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年9月26日
10年以上も放置していた祖母の部屋。
まずは燃えるゴミに出せるものは出してしまおうと衣料品を中心に整理を始めました。
引き出しを開けると見覚えのある祖母の衣類が出てきました。
祖母との関係は良好だったとは言い難いですが険悪というほどでもなく、こうして在りし日の服を見ると、やはり懐かしさが込み上げてきました。
上の方の引き出しには預金通帳などの貴重品が入れてありました。
そこに私や姉が旅行で買ってきたお土産や祖母に贈った誕生日のプレゼント、ひ孫(姉の子供)の命名札などが綺麗な状態で出てきました。
孫やひ孫には無関心のように見えていたのですが、表現が下手なだけで普通に愛情はあったのだなあと少し切なく、そしてこれを知っていたらもうちょっと優しくできたのかもなあ、などと感慨に耽っていました。
と言いつつも、結局それもまとめて捨ててしまった私が一番人の心がないのかもしれません。
(思い出の品は取っておいてもキリがないというのを姉の家の整理をしたときに思い知ったので…という言い訳)