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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2022年9月24日

今年は同居していた父方の祖母の十三回忌にあたることもあり、亡くなってからずっと荷物もそのままで放置していた祖母の部屋を整理することになりました。

紙切れ一枚触っておらず、十数年前のまま時が止まっているような部屋です。

使う予定もなかったのでほったらかしにしていたのですが、おしゃれ盛りの女子たち(姪)が際限なく買ってくる服の置き場に困り出したので、ウォークインクローゼット的な部屋に改造しようと思っています。

祖母とは産まれたときから同居していました。

少し…というかかなり変わった人で、簡単にいうと「全く悪気のない自分本意」「究極のマイペース」という感じです。

感情表現が乏しく、爆笑する姿を見ることも激怒する姿も見たことはありませんでした。

撫でられたりだっこされたりなど可愛がられた記憶もありません。

家族に合わせて行動することはなく、かといってひとりで過ごすこともしないので、家族旅行や外食などの機会は滅多にありませんでした。

食事はインスタント食品や所謂「店屋物」も食べなかったので、母は大層苦労したと思います。

私は家族のイベントがほとんどないことや、祖母のことで母が苦悩している姿を幼い頃から見ていたので、口にしたことはありませんでしたが「おばあちゃんがいない方がいいのに」と思っていました。

姉は結婚する際、相手の親との同居話が持ち上がった時には激怒して「同居するなら婚約破棄する」とまで言っていたので、恐らく姉も祖母との同居生活に不満があったのではないかと思います。(もちろんそれだけではないでしょうが)

祖母の遺品に手を付けなかったのは、「使わないから」だけではなく、愛着のなさからくる面倒くささも多分にあったと思います。

今回必要に駈られてようやく重い腰を上げたということです。

長くなったので後編に続きます。