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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2022年9月17日

記事の日付は9月ですが、書いているのは3月です。

会社の庭の桜が咲き始めました。

私は桜を見ないように足早に通り過ぎます。

姉が最初に入院したのは3月でした。

検査入院から最初の治療が始まり、すぐ退院の予定が経過が良くなくて退院は4月になりました。

その入院中、治療が思わしくないときに主治医に呼び出され、姉のいないところで病状を告げられました。

病院の窓からは満開の桜の通り抜けが見えていて、主治医はその桜を見ながら「お姉さんは来年はもう桜を見ることはできません」と言いました。

主治医はロマンチックに余命を表現したつもりだったかも知れませんが、未だに桜を見るとそのときの辛い気持ちを思い出すので、何てことを言ってくれたんだと恨めしく思っています。

姉は桜が好きで、退院前に義兄とその桜の通り抜けを散歩したと話していました。

姉に最後の桜を見せようと、恐らく義兄も同じ事を主治医に言われての行動だったのでしょう。

医者もなに決め台詞にしとんねん。

もしこのブログをお医者さんが見ていたら、患者の家族に深刻な病状を伝えるときは、何かに例えるなどの印象的な言葉は避けるようにお願いしたいと思います。