独り善がり
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年9月14日
1~2回ほど拝見したことがあるエッセイマンガの作者のインタビュー記事を読みました。
そのマンガは病気の父親と認知症の母親の介護をコメディタッチで描いていたものです。
現在はお父様はお亡くなりになり、お母様は介護施設に入所されたそうで、介護としては一応の結末を迎えたようです。
しかし実はその陰で、苦楽を共にしたお姉様をも病気で亡くしていたとのことでした。
愛読者でもあったお姉様に心配させまいと、マンガではその事には全く触れていませんでした。
作者の方は私よりも年上でいらっしゃるので、恐らくご両親は結構高齢だったのではないかと思います。
ご両親については年齢のこともあり、ある程度納得と覚悟ができていたようですが、お姉様を亡くしたことはかなり辛かったそうです。
ご両親の介護に加えて同時期にお姉様の病気の心配もして…となると相当な心労だったかと思います。
その状況でマンガを描き続けられるパワーは単純にすごいと感心しています。
もしかしたらマンガを描くことがストレス解消になっていたのかも知れませんね。
インタビューの最後は「姉の分も人生を楽しんで生きる」的な前向きな言葉で締めくくられていました。
そこはなかなか同じ心境にはなれません。
作者の方はご家庭を構えていて、お子様もいらっしゃるようなので、独身の私ほど姉に依存はしていないからだと思います。
まあ確かに姉ではなくて私が病気で亡くなったとしたら、姉は多分過去には戻ろうとはしないと思います。
私にとっては姉は家族ですが、姉にとっての家族は義兄と子供達ですからね。
そう思うと私が過去に戻ろうとしているのは、独り善がりな気がします。