恨んでも
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年7月23日
姉と同じ病気の方々のブログを毎日巡回しています。
新しい治療法や新情報をチェックして、過去に戻ったときに有効に活用しようと思っているからです。
その中にある闘病者の娘さんのブログがあります。
闘病者であるお父様は既にお亡くなりになっているのですが、お父様の病気の診断過程に医療過誤があったと主張されていて、病院側を訴えようと準備を進めている、といった内容のものです。
ブログの更新頻度が低いため、今現在はどうなっているのかわかりませんが、最新の記事では結局諦めていたようでした。
ブログに載せている経緯を拝見する限りでは、お父様が何度も不調を訴えているのに病院側がその都度問題ないと診断していたり、病気が発覚してからそれ以前の判断ミスを隠蔽しようとしていたりと、確かに病院側の過誤はあったように思えるのですが、そもそもが発見しにくく判断が遅れがちな病気なので、(隠蔽はダメですが)少なくとも診断が遅れたことで病院側を責めることは難しいのかなと思います。
姉も体調不良で病院を訪れてから病気が確定するまで2年以上かかりました。
最初の段階で発覚していたら助かっていたのは間違いありません。
病気がわかったとき、義兄宛に病院からお詫びの電話があったと聞きました。
義兄はどう返したかはわかりませんが、もちろん訴えることもなく、多分穏やかに話を済ませたと思います。
私はその病院を恨む気持ちがないと言えば嘘になりますが、病気の特性上仕方がないと思っています。
町医者しかない田舎に嫁いでしまった姉の判断ミスでもあるし、渋る姉を半ば無理矢理自分の故郷に連れていった義兄に対して恨む気持ちの方がどちらかというと大きいです。
病院にしろ義兄にしろ今はもう恨んでもどうしようもないことです。
だから過去に戻るしかないと思っています。