「雨の日に捨て猫を拾う不良」
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年7月22日
所用があり深夜2時に車でコンビニに行きました。
コンビニの駐車場に入ると中学生くらいの男女が4~5人座り込んでいました。
手にはタバコを持っています。
今時の中学生でもまだこんな深夜徘徊や喫煙がかっこいいと思うのかなあ…などと思いながら車を降りると、辺り一面にこの子供達が食べたであろう食べ物の空き容器やビニール類が散らばっています。
昔は恐かったヤンキーたちも、立派なオバハンになった今の私にはただの子供です。
一瞬「片付けときや」と言いかけて、そうだ、子供とはいえ普通ではなかった、逆ギレされて大事な車に傷でも付けられたら面倒なことになるなと思い直して、何も言わず歯軋りしながら店内に入りました。
店内にはそこそこガタイのいい店員さんが2人いたので、子供ヤンキー達のことは彼らが何とかするだろうと気を取り直し、買い物を進めました。
その間、子供ヤンキーたちは入れ替わり立ち替わり店内を賑やかに出入りしています。
店員さんも注意したらいいのに…と思いつつ、お客さんだし仕方ないのかなとちょっとイラつきながら会計を済ませ、店を出ると散らかっていた駐車場がすっかりキレイになっていました。
どうやらしきりに出入りしていたのは店内のゴミ箱にゴミを捨てるためだったよう。
案外いい子達でした。
このように普段行いの悪い人がたまによい行いをすることで好印象になることを「ハロー効果によるゲイン効果」というそうです。
漫画で「雨の中で捨て猫を拾う不良」にヒロインが胸キュンする、あれです。
いやいや、うっかりなんちゃら効果に騙されそうになりましたが、そもそも深夜徘徊と喫煙は絶対ダメだから!親は何してんだ!
自分で出したゴミを片付けるのも当たり前だから!
ということで精一杯厳しい顔付きで車に乗り込み、コンビニを後にしたのでした。
ちなみにわざわざ夜中に車でちょっと遠くのコンビニに行った目的は達成できなかった(どうしても食べたかったサンドイッチが品切れだった)ので、より厳しい顔ができたと自負しています。