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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2022年7月15日

救急車を呼ぶときに、「音を鳴らさず来て欲しい」という依頼が何割かあるそうです。

緊急車両のサイレンは、安全に走行できるよう周囲に周知させるという役割があるので、基本的にはそういった依頼は断っているとのことです。

「鳴らさないで欲しい」という理由は主に「近所迷惑になるから」ではないかと推測されていました。

私も過去、救急車を呼んだ際に同じように「家に近づいたらサイレンは消して欲しい」とお願いしたことがあります。

姉は三度救急車で運ばれたのですが、そのうちの二度めのときです。

私が「音を消して欲しい」とお願いしたのは近所迷惑になるからという理由ではありませんでした。

一度めのときに、ご近所さんがわらわらと家から出て来て事の成り行きを見守っていたからです。いや、見守るといういい表現ではなく、興味本意で覗いていた、が近いです。

そのとき人の不幸を楽しむような悪趣味な目線を感じたので、二度めはこっそりと来て欲しかったのです。

電話口では断られましたが、結果的には救急隊員さんが気を利かせてくれて、サイレンを消して来てくれました。

お陰で一度めのときよりは騒ぎになりませんでした。

「鳴らさないで欲しい」とお願いする人の中には、私と同じような理由の人もいるのではないでしょうか。

ちなみに父は救急車の音がすると飛び出すタイプなので、私は常々苦言を呈しています。

先日父が救急車で運ばれましたが、その時は盛大に鳴らして来てもらいました。

案の定わらわらとご近所さんが出てきました。

父がその時どう思ったか、まだ聞いてはいません。