共感能力
************
このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
************
2022年7月6日
先日父が救急搬送されて、後に飼っているセキセイインコが不調になったという話を書きましたが、よくよく考えると家族の誰かにトラブルが発生すると決まってペットのいずれかも調子が悪くなっているなと思い当たりました。
調べてみると犬にはよくあるらしく、飼い主が不調だったり落ち込んでいたりすると、悲しい表情をしたり元気がなくなったりするそうで、これを「共感能力」と言うそうです。
犬は飼い主の表情や態度、声色などからその感情を推測して共感するようです。
我が家には今インコが三羽いますが、父のドタバタ騒ぎの間、普段なら放鳥前で「早く出せ」と賑やかにしている時間帯だったにも関わらずその時は三羽の誰も一言も発していませんでした。
犬と同じく鳥にも人間の緊張感が伝わっていたようです。
インコが激しく嘔吐を始めたのは、緊張が解けたからなのか父のドタバタが一段落してからだったので、「空気を読んだ結果、トラブルが落ち着いてから不調を訴えた」といった方が正しいのかもしれません。
そういえば今は亡き私の祖母は、家族にトラブルが起きたときや何らかのイベント(運動会など)の最中にも関わらず、(悪気なく)自分のルーティンを頑なに崩すことはなかったという究極のKYでしたが、「共感能力」に関しては人間は犬や鳥以下の人も多いのだろうなあ…と、祖母の思い出と共に感慨に耽ったという話でした。