浮世離れの恐怖
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年4月28日
未だ在宅勤務が続く中、社員同士のコミュニケーションが希薄になりすぎないようにとの配慮で、定期的に社員数人グループでの雑談的なZOOM会議が行われます。
ある日の会議中、会話に登場した「ツンデレ」という言葉にあるベテラン社員が反応し、「ツンデレってよく聞くけどどういう意味?」と発言しました。
私の勤めている会社は比較的古くはあるものの、扱っている事業は若者向けなので、普通に会社生活をしていると自然と若者文化の情報が耳に入ってくるのではないかと思っていたのですが、ああこりゃ実際に会社で世間に触れていない在宅勤務の弊害なのかもなあなどと思っていました。
私も在宅勤務明けの不安から早期退職が頭を過ったことがありましたが、このベテラン社員の言動のせいで社会から外れると浮世離れするのではないかという不安が出てしまいました。
しかしその後、件のベテラン社員は「ブラウザーって何?」など今までどうやって仕事をしてきたのか疑わしい発言や、「マトリョーシカって何?」などむしろベテランの方が知っていて然るべき言葉にも反応していました。(今はボカロの影響で若い人でも知っていますが)
挙げ句の果てには会議中に持ち出した自作のプレゼン資料(ちなみにZOOMの画面共有も一苦労)には、「やむを得ない」が「やむ負えない」になっている「あるある誤字」が踊っていました。
浮世離れではなく単なる無知だったようです。
よく考えたら「ツンデレ」なんか最近の若者言葉でもなんでもなく、コロナの遥か以前から存在する言葉でした。
あ、でもこのベテラン社員さん、とってもいい人です。(謎のフォロー)