インコの体調不良の原因 前編
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年4月26日
最近本題そっちのけで体調不良のインコの話ばかりですが、最近の私の一日の大部分をこの件に費やしているのでご容赦ください。
インコはその後若干持ち直し、現在は小康状態を保っています。
で、ここに来てようやく原因不明だった体調不良の原因が少しわかったかも知れません。
最初に診察してもらったきっかけは、真っ黒い糞をしだしたことです。
その際に糞を調べてもらいましたが、細菌や血液の成分は見当たらず、結局原因不明のまま現在に至っています。
療養期間中はインコをプラスチックの飼育ケースに入れていたのですが、ちょっと調子が戻ると鳥かごに戻していました。
すると間もなくまた真っ暗い糞をして体調を崩すのです。
鳥かごにいる間よく観察していると、どうもかごの網を執拗にレロレロと舐めています。
舐めたところを見ると黒く変色していました。
使用中の鳥かごの素材を調べてみると鉄に亜鉛のメッキが施してあるようです。
使用しているメッキは「比較的」害は少ないようですが、全くの無害ではなく、力の強い鳥はかじりとったりするので注意は必要とのことでした。
セキセイインコはメッキを削り取るほど力は強くありませんが、水滴が石に穴を空けるように、毎日執拗に舐めていたらいずれメッキも剥げるでしょう。
黒く変色している部分はまさにメッキが剥げて鉄がむき出しになっているように見えます。
ネットで金属の影響を調べてみると、有名なところでは「鉛中毒」というものがあり、黒い糞をするのが特徴のようです。
鉛中毒は早めに処置しなければ命を落とす重病です。
私も最初にこれを疑いましたが、鉛中毒は診察時にレントゲンでわかるはずなので、何も言われなかったということはそうではないということだろうと思っていました。
しかし亜鉛や鉄をベロベロ舐めていたなら、形のある金属が胃に入っているわけではないのでレントゲンには写りません。
疑わしいものは早急に絶つほうがいいと思い、ベロベロ中のインコを網から引き剥がし飼育ケースに移しました。
不満そうでしたが仕方がない。
誰が興味あるねんという幻聴が聞こえますが後編に続きます。