無理な延命か
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年4月24日
ここ2週間ほど安定していた我が家のセキセイインコがまた調子を崩し、2日間ほど徹夜で様子を見ていました。
小動物はジェットコースターのように短時間で急激に体調悪化するので目が離せません。
連日の病院通いで現在は小康状態です。
「ここのところ安定していた」と言っても放置できる状態だったわけではなく、2~3時間おきの流動食は継続していました。
少し気を抜くと簡単に命を落とすであろうと思います。
あまり良くならない現状と先の不安もあり、「長い間こんなにしんどい思いをさせていいのだろうか」と思うこともしばしばでしたが、調子のいいときにもう1羽と楽しそうに遊ぶ姿や人に甘える仕草を見ると諦めたくはないとも思うのです。
ネットで同じような症状やその対処法はないかと調べていると、ある動物病院のQ&Aコーナーに「無理に治療をして延命することは人間のエゴではないか」というまさに私が思っていたような質問がありました。
動物病院の先生の答えは「これまで診てきた動物は例外なくどんな状態でも一生懸命生きようとしていました。治療もエゴかもしれませんが、諦めるのもエゴかもしれません。」というものでした。
業界でも「安楽死」については賛否両論あるのだろうなと思わせる回答でした。
確かに自ら死にたいと望んだり意思を示せる人間の安楽死(自死)はダメで、生きることに常に前向きである動物の安楽死は認められているのは皮肉なものです。
まあ難しいことは考えず、とりあえず私は「動物は生きたいと思っている」という言葉を信じて、迷わず治療に最善を尽くそうと思いました。