サウダージ
************
このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
************
2022年3月13日
「サウダージ」はポルトガル語で「郷愁・憧憬・思慕・切なさ・などの意味合いを持つ単語」(Wikipediaより)だそうです。
ポルノグラフィティの曲でもお馴染みですね。
面白いのは「サウダージ」は世界で最も翻訳し辛い単語のひとつと言われていて、他言語では一言で言い表す言葉がないのだそうです。
例えば二度と戻らない子供時代の思い出や、亡くなった人を思い出して悲しむときの気持ちも「サウダージ」なのですが、ただ悲しいだけではなくほんのりとした心地よさも含まれる思い出のことだそうです。
うーん…私はまだ「サウダージ」の域には達していませんね。
で、実はサウダージと同じく「世界で最も翻訳し辛い単語」にランクインしているのがなんと日本語、関西弁の「なあ」だそうです。
しかもサウダージはランキング7位のところ、「なあ」は3位という名誉(?)。
さてこの関西弁の「なあ」、文末に付けたり、単独では同意を求めるときに使うのですが、標準語で言うと「ね」「ねえ」と全く同じ使い方なので、なぜ関西弁の「なあ」が選ばれたのか不思議です。
個人的には関西弁の「イキる」という単語が、翻訳どころか日本の標準語にすら上手く変換できない言葉だと思っているので、この「世界で最も翻訳し辛い単語ランキング」を考えた人に教えてあげたい。
「イキる」は「自分がイケてると思って得意げになること」という意味で、最近では全国的に使われるようになっていますが、昔ながらの関西人からするとそれだけではちょっとニュアンスが足りないんですよね。
「イキリ」という名詞もあり、これは「(真偽が定かではない)自慢ばかりする人」というニュアンスです。つまり「嘘つき」の要素も若干含まれていたりします。
ただの「自慢しい」よりタチが悪い、まあ子供の頃はかなり上位の悪口だったかと思います。
…などと自慢気に語っている私が「イキリ」ですね。
「サウダージ」の話が役に立たない関西弁講座になってしまいました。