理想と現実
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年3月7日
我が家で飼っている、姉の命日生まれの2羽のセキセイインコのうちのオスが調子を崩し、病院に通っています。
オスの方は本格的に病院に通うのが初めてで、治療や投薬がストレスのようで毎回泣き叫んでいますが、持ち前のアホさ(褒め言葉)ですぐに忘れて遊んでいます。
毎朝起こす時にもしかして死んでるのではないかとドキドキしていましたが、治療のお陰か調子も良くなって来たので今は少し安心しています。
動物病院で診察を待っている間、待合室のモニターで流れる映像を見ていました。
コロナ禍により安易な気持ちでペットを飼う人が増え、手に負えずに捨てたり保護団体に連れてくるケースが増えているというのは有名な話です。
映像では特に「ウサギ」が捨てられるケースが増えたという情報が流れていました。
ウサギは見た目が非常にかわいく、草食で穏やかそうなイメージがありますが、実際は人慣れはしても犬猫のようにベタベタに懐きはせず、気性が荒い個体や臆病な個体などは撫でることすら難しいこともあります。
YouTubeなどではウサギのかわいい部分を誇張していたり、懐いているように見える部分だけを編集しているものが多く、それを見てウサギに幻想を抱いて飼ってみてガッカリ、というケースが多いのではないかなと推測しています。
我が家にも2年前に亡くなりましたがウサギがいました。
ご多分に漏れずベタ慣れはしませんでしたが、気が向けば抱っこなどはさせてくれるくらいには慣れていました。
ウサギはそんなものだと思っていたのもありますが、そうでなくても一度飼ってしまうとメチャクチャかわいくて、例えちっとも慣れなくても捨てるなどという選択肢は考えられません。
ちなみにこのウサギ、晩年は大病を患い治療にトータル数十万円かかりました。
ペットを飼う上では特別珍しいことでもないので、犬猫だけではなくウサギなどの小動物や鳥でもそのくらいの出費があることは覚悟してお迎えして欲しいと思っています。
気軽に飼えていいところだけ味わえる命などありません。
飽きたらポイしそうだなと不安な人はロボットのペットでも飼えばいいと思います。
まあロボットのペットだから飽きたらポイしてもいいというワケでもないのですが、まだマシだということで。