血の繋がりの結びつき
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年3月3日
私は子供が好きではありません。
母も余り好きではないようです。
姉もさほど好きではないようでした。
毛嫌いするほどではありませんが、例えば保育士さんには到底なれないだろうな、という程度には苦手です。
動物の赤ちゃんをかわいいと感じるのと同じ感覚で人間の赤ちゃんもかわいいと思うことはあります。
これは多分人間の本能で、私にも最低限それは備わっているようです。
ところが血縁とは不思議なもので、時々会う従姉妹の子供のことは赤ちゃん時代を過ぎてもかわいいと思っていました。
これはペットのようなかわいさでなく、例えていうならお小遣いをあげたくなるようなかわいさです。喜ばせたいって感じですかね。
…という話を、まだ姪を産んでいない頃の姉と話していた記憶があります。
その後姉は2人の娘を産み、自分の子供はかわいくてしかたがないと言っていました。
母も孫にベッタリで(今もですが)、姉が出産の里帰りから自宅に戻る際には永遠の別れかと思うほど号泣していました。
私も姪たちのことは従姉妹の子供よりさらにかわいいと思っています。
これも人間の本能で、血が濃いほどかわいいと感じるのかも知れません。
それを証明するかのような出来事があります。
最近諸々の用事があって、姉の夫(義兄)側の親族と会う機会が多いのですが、時々登場する子供達(義兄の姪甥など)に対してかわいいという感情が全く湧きません。
姪たちからすれば血の繋がった従姉妹・従兄弟にあたるので、かわいいと言って一緒に遊んでいます。
確か義兄もかわいがっていたと姉が話していたのを記憶しています。
私はこの姉にとっての義理の姪甥たちに会うのは姉と義兄の没後になってからですが、生前姉が「夫と子供の手前言わないけれど、全然かわいくなくて会うのが苦痛」と言っていて、実際会ってみてなるほど本当だと思いました。
私は未婚なので、基本的に義理の家族が存在せず、血縁関係のない子供達と親戚付き合いをするという機会がありませんでした。
改めて結婚というのはこんな細かい点でも大変なものなのだなあと思った次第です。
ちなみに「子供」という存在自体は人類の宝であり大切にしなくてはいけないものだとは心から思っていて、例えば子供のために税金を投入するということは積極的にやっていただいて結構だと思っています。