予言詐欺 後編
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年1月29日
「未来人2062」は公式サイトも運営していて、都度情報を動画で発信しているようです。(現在も更新中)
実績として暗号で3.11や熊本の震災を予言したという記載があります。公言したら時空警察に狙われるって言ってなかったっけ。暗号の意味なし。
サイトは「未来人」の代理人なる人物が運営しているそうです。
他にもお仲間がいるらしく、時空警察に追われた調査員やその愛人など6名ほどのメンバー紹介も記載されています。
Twitterやメルマガなどでも情報発信しているようですが、その中に「オンセイ」というものがありました。
これは未来人自ら音声で読者からの質問に答えたり、未来の情報などを盛り込んでいるというものだそうで、これだけ有料で配信しています。お値段なんと特別価格10,000円。(通常価格16,500円)
ここでサイトの読者の多くがようやく怪しいと気付いたようで、特定班が動き出しました。
そこで実はある人物がひとりで未来人とその仲間たちを演じていたことや、サイトの運営会社が他にも同じ手口で怪しい情報商材を販売していたことが次々に明かされ、インチキだということが明るみに出たのです。
それが初登場から6年後の2016年頃のことでした。
そもそもサイト自体に広告がついていてアフィリエイト目的なのは明らかですし、日々更新される情報は必ずYouTube動画なので、これも広告収入が目的なのでしょう。
未来の情報でお金儲けしたら時空警察(笑)に怒られやしませんかね。
ということでこの「未来人2062」については、2016年の段階で悪質な詐欺まがいの人物だということは周知されたはずでした。
ところが今回の「ロシアの戦争を予言」でその存在を掘り返されたことで、何も知らない新たな被害者が増える恐れはないでしょうか。
あまり軽はずみに「戦争を予言していた人がいる」という情報は広めない方がいいのではないか、とオカルト関連の情報発信者に言いたい気持ちです。
戦争や災害は被害者がいるセンシティブな話題です。金儲けは論外ですが単なるネタにしても気持ちのいいものではありません。
ただ平和を願うだけにしておきましょう。
ちなみに今回のように以前からこのブログで私はちょくちょくネット上に現れる「未来人」を否定しまくっていますが、決して「未来人などいない」と思っているわけではありません。
多分本物の未来人がいるなら、どこかで息を潜めてひっそりと生活しているだろうなと思っています。