予言詐欺 前編
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年1月28日
※本記事は3月1日に書いています
ロシアが戦争を起こしたことについて、かつて5ちゃんねるに登場した自称「未来人」が予言していたという情報があったので調べてみました。
その自称未来人は西暦2062年からやってきたそうで、ネット上では「未来人2062」と呼ばれており、5ちゃんねるへの初登場は2010年だそうです。
で、その「未来人2062」のロシアVSウクライナ戦争についての予言ですが…
・ロシアは手がつけられなくなる
・第三次世界大戦は2030年より前に起きる
・戦争では化学兵器が使われる
漠然としていますね。
元々ロシアはいつか何かやらかしそうだったのは誰でも思っていたことですし、また何をしたかが具体的に提示されていないので、この程度は予言とは言えません。
時期も「2030年より以前」だと範囲が広すぎます。
2010年に予言しているようなので、これが2011年でも2029年でも「当たった」ということになります。そりゃ20年のうちには大なり小なりロシア絡みで何かは起きるでしょう。
またもし戦争になったらこの時代、化学兵器が使われるのは想定の範囲中の範囲だと思います。
ちなみに「ただし世界情勢に悪影響を与えるほどではない」と補足しているそうですが、いや世界大戦にまでなって情勢に影響ないわけないでしょう。これは単なる「当たらなかったときの保険」としての言動です。
ところでこの「未来人2062」が当時ネット上で話題になった切っ掛けを説明します。
「未来人2062」は2010年に5ちゃんねるに登場し、思わせ振りな暗号を書き込んで去っていきました。
その後2011年に東日本大震災が発生した際に俄にこの暗号が掘り起こされ、後付けで東日本大震災のことをほのめかしていたように解読されました。
その後も何度か登場し、その度にいくつか書き込んだ暗号が、熊本や関東で起きた地震に後から関連付けられたことで「本物ではないか」と祭り上げられた、ということのようです。
なぜ暗号なのかは「天災などは具体的に教えることを禁じられている」からだそうです。
その他の暗号ではない「予言」をざっと見たところ、上記ロシア絡みの予言のように具体的な発生年が指定されているわけでもなく、主に「2062年には日本や世界はどうなっているか」ということが書き込まれています。
初登場の2010年からだと52年後、今からでも40年後の話です。
絶妙に遠い未来です。多分私も死に絶えて、当たったかどうか確認できない気がします。
ここまで読んでお気づきのとおり、私は完全にこの「未来人2062」はインチキだと思っています。
インチキでもエンターテイメントとして楽しめればいいのですが、「未来人2062」を調べていくうちにエンターテイメントとして捉えるにはタチが悪いことがわかりました。
(そもそもの話、話題になりたいがために戦争や災害を徒にネタにするのはモラルを疑う行動だと思っています)
また長くなったので後編に続きます。