自己肯定感
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年11月29日
最近「自己肯定感」という言葉を良く聞きます。
「自己肯定感」とは「自らの価値や存在意義を肯定できる感情」で、高い人は自分に自信があり行動や思考が前向きで、逆に低い人は過剰に周囲の人と自分を比べて自己嫌悪になる、ということだそうです。
で、世間はこの「自己肯定感」を高めましょう!という風潮のようですが、個人的には無理して高めんでも…という感じです。
いやもちろん病んでしまうほど自己肯定感が低いのはよろしくないとは思うのですが、人としては自己肯定感低めの人の方が友達になれそうな気がします。
というのも身の回りで「自己肯定感超高め」な人に心当たりがあって、その人に対して印象が悪いからだと思います。
その人は会社の同僚女性で、数少ない同期のためコロナ以前はお昼休みなどを共にしていました。
なぜか根拠がない自信を持っていて、常に自分は絶対に間違っていないと主張しています。
そのため上手くいかないことがあると全て人のせいにしたり、間違った正義を人に押し付けて拒否されると逆ギレして追い詰める、といった困ったちゃんです。
トラブルを起こす度に部署を異動していますが、それも自分が原因だとは思わずに「運が悪かった」で片付けているため、全く改善されることがなく今に至っています。
これでは本人も全然生きやすさを感じていないのではないかと思います。
こちらにしても毎日昼休みになると愚痴や悪口を聞かされるのでいい加減ウンザリしていました(嗜めると余計面倒臭い)。
今は在宅勤務になってそれから解放されたことで快適を味わっています。
このように過度な自信を持つことで逆に生きづらくなる(人も不幸にする)可能性もあったりするので、無理せず身の丈に合った肯定感でいいのかなと思います。
「作ったご飯を家族が美味しいと言ってくれたので自分は料理が上手いのかも」とか「会社で人の手伝いをしたらありがとうと言ってもらえたので自分は人の役に立てる人間なのかも」みたいな、ちょっとした事実でちょっとした自信を積み重ねたらいいんじゃないかと思います。
まあそもそも人間誰しも生きてるだけで誰かのためにはなってるはずなので、わざわざ肯定だの否定だのを意識する必要もないと思うのですが。