宗教と政治の話
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年10月31日
海外では「日常会話で宗教と政治の話はタブー」と言われます。
日本でもできるだけしない方がいいだろうなという場面があります。
支持政党が違っていたり信仰している宗教が違った場合に不毛な議論が起きるからですね。
特に宗教に関しては勧誘などされた日にはゲンナリします。
私は特定の宗教を信仰していることもなく(いわゆる葬式仏教はありますが)、特定の政党を支持していることもないのでそういった話を自分からすることはありません。
ある特定の宗教に対してその教え自体に思うところは別にありませんが、全然仲良くないのに選挙が近くなるとやたらアピールしてくる大学時代のクラスメイト(信者)には少々閉口させられました。
…という話に対しても不愉快に思う方もいらっしゃると思うので、やっぱり避ける方が無難だと思います。
で、最近よく芸能人の方が政治的発言をしているのを見かけます。
もちろん発言することは自由なので批判されることではないのですが、何となくモヤモヤしていました。
しかし先日そのモヤモヤに対してMr.Childrenの桜井和寿さんがすごくスッキリする意見を言ってくれていました。
要約すると「歌手がファンに支持されているのは音楽であって歌手ではないのに、歌手自身が支持されていると勘違いして自分の主張をするのは音楽に対して不誠実だ」という意見です。
桜井さんはアーティストなので「音楽に不誠実」という言い方をしていますが、もっと簡単にいうと「危険」です。
選挙の投票権も18歳に引き下がりました。
政治に興味のない若いファンは「あの人の言うことなら…」とよく分からないまま誘導されてしまうのは必然でしょう。
また私はサザンオールスターズが好きなのですが、仮に桑田佳祐さんがドギツイ政治的発言をしたら多分彼の音楽も聴かなくなると思います。(私が知らないだけでしているかも知れませんが)
そうやって離れていくファンも多少はいるでしょう。
アーティスト側にとってもリスクはある気がします。
ちなみに私は桜井さんが過去に不倫騒動を起こしていたのに何故か世間に許されているのが不思議だったのですが、「女性には誠実じゃなかったけれど音楽に対しては誠実」だから「歌手として桜井さんを支持しているファン」は許している…という解釈で合っているでしょうか。
※「不倫は叩かれるべきだ」と思っているわけではありません。(けしからんとは思っていますが)