墓場に持っていく話 前編
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年10月21日
ここのところまた「過去に戻る」計画の進捗報告が少なめですが、進展がないため自分語りが続いております。
(もちろん日々のノルマは継続しています)
思考が悪い循環に陥っているときはSNSで呟くことで気が晴れることもあるそうなので、遠慮なく利用させていただこうと思います。
悪しからず…。
今日は私が墓場に持っていくつもりの愚痴を2回に分けて呟かせていただきます。
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父はお金の貸し借りが大嫌いで、私の知る限りではローンも組んだことがないのではないかと思います。
そんな家庭に育ったからか、私も借金の類いはするのもされるのも嫌いです。(誰でもですね)
平気で知人にお金を借りようとする人間の存在自体が信じられません。
…というようなことを口では人に言ったことはないのですが、醸し出す雰囲気があるのかドケチに見えるのか、今のところ友人知人の類いからお金を貸してと言われたことはありません。
お笑い芸人の千原ジュニアさんが後輩にお金の無心をされた際に、「今後も自分と付き合いを続けたいなら金は貸さない。縁を切られてもいいというなら金は返さなくてもいい。どちらがいいか選べ」と言ったそうです。
そしてその後輩は結局お金を借りなかったそうです。
確かにお金を借りる人は、借りようとしている人との関係性を軽んじているからこそ平気で無心をするのだと思います。
お金が勿体ないというわけではなく、貸してと言われた時点で「そんな軽い関係だったのか」とガッカリしてしまいます。
数年前、当時専業主婦だった友人が少しお金のかかる趣味にのめり込み、旦那さんにも言えずに消費者金融からお金を借りてはつぎ込んでいた話を聞いてドン引きしましたが、決して私からはお金を借りようとはしませんでした。
そのお陰で今も友達を続けています。
そんな私ですが絶対に誰にもお金を貸さないと決めているわけではなく、身内に限っては(正当な理由で)お金に困っていたら、あげる覚悟で貸すのは特に厭わないと思っています。
だから姉の闘病中に義兄が「もしかしたら治療費や姪たちの学費を工面できなくなるかもしれないのでその時は借して欲しい」と言われたときも快諾しました。
結果としては治療費はほとんど私が出しました。しかしこれは貸しではなく、私が姉のために自主的に支払ったものなので返済しなくてもいいと伝えました。
学費は何とか工面できたようでした。
今後はもう治療費がかかることもないし、普通にしていればお金の面では心配はないであろうと思っていた矢先、義兄は命を絶ちました。
後編に続きます。