人の死に感謝とは
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年10月16日
ネット記事で、夫婦喧嘩の最中に旦那さんが急死されたという経験をマンガにしたという作者の方のインタビューがあったので読んでみました。
読み進めるにつれ違和感が増し、結果としては不快感だけが残りました。
もちろんとてもお気の毒ではありますし、小さなお子さんを抱えているそうで、それは大変であったろうとは思います。
考え方も人それぞれなので、この作者の方がおかしいのではないかもしれません。
ただ私が受け入れられなかっただけです。
違和感は大きく三つ。
この作者の方は、急に亡くなられた旦那さんの棺に「ごめんなさいは?」と書いたそうです。
すぐには意味がわからなかったのですが、どうやら生前の夫婦喧嘩についてまだ謝ってもらっていない、という意味だったようです。
まずここでひとつめの「むむ…」です。
百歩譲って突然死んでしまったことに対して謝って欲しい、ということだったとしても、ご本人も急死したことは不本意だったと思うので、それに謝れとは言わんやろ…と思いました。
2つ目の違和感はまだ小さなお子さんに、「ママはまた恋をする」と宣言した、というエピソードです。
まあこれについてはまだお若い奥さんがずっと未亡人でいろとはもちろん思いませんが、宣言した理由が「自分の人生は自分だけのものなので好きにしたい」といったもので、これは言われた子供は複雑だろうな…とは思います。
そして3つ目の最大の違和感は、この作者の方が「いつか『死んでくれてありがとう』と言えるようになりたい」とインタビューを締め括っていたことです。
「旦那が死んだお陰で悲しみを乗り越えて自分が成長できた、だから死んでくれてありがとうと言えるくらいもっと成長したい」という意味だそうですが、いや、いくら何でも「死んでくれてありがとう」などという言葉が出てくるのがビックリです。
仮にものすごいモラハラ暴力夫で憎んでいたとしても、人として言ってはいけないと思うのですが。
…という読後に非常に不快な気持ちになってしまい思わずブログで愚痴ってしまいました。すみません。
まあ作者の方というか、このインタビューを何の疑問も持たずに記事にした方もどうなのかなと思います。
というか、私がひとりで不快に思っているだけかも知れませんが。