恋愛至上主義
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年10月4日
少し前の話ですが、秋篠宮眞子様が小室圭さんとの結婚について「結婚は私たちが生きていくために必要な選択です」と仰られました。
上品に表現されていますが、要は「彼と結婚できなきゃ死んじゃう!」ということですね。
で、実際に命を懸けて愛を貫かれたのだと思います。
別に非難しているわけではありません。
私にはあまりその気持ちはわかりませんが、世の中には一定数「恋愛至上主義」の方はいらっしゃいます。
昔TVで「あいのり」というテレビ番組がありました。
異国の地で見ず知らずの男女が旅をし、その間に巻き起こる恋愛模様を追うというバラエティです。
私はこの「あいのり」を毎週楽しみに観ていました。
出会って数日の異性との恋愛に、それこそ人生の全てを懸けているかのように一喜一憂する様を、ある意味で羨ましく思っていたからです。
ちょっと語弊のある表現ですが具体的に言うと、出演者が意中の相手に振られて泣いていたら「こんなことくらいで悲しむなんて気楽でいいなあ。他に辛いことないんだろうなあ」などという気持ちです。
そこから日本の平和を感じつつ、微笑ましい気持ちで楽しんでいました。
(多分にヤラセもあったとは思いますがそこは純粋に)
しかしこれが全く自分と関わりのない人間模様なので微笑ましいなどと言えましたが、実は私の従姉妹はかなりの恋愛体質で、家族親戚一同の大反対を押しきって高校を中退し、一回り以上年上の男性と駆け落ち婚したときは全然笑えませんでした。
笑えない理由は年齢以外にも色々ありましたが、もちろん一番は彼女のその後の人生を危惧しての気持ちでからです。
眞子様のご結婚を「愛を貫いて微笑ましい」と喜ぶか「一時の感情に流されて蕀の道を選ばれた」と憂うかは、「全くの他人の恋愛」と思っているか「身内同然の人間の恋愛」と思っているかの違いかもしれませんね。
ちなみに従姉妹のその後ですが、結果として彼女の結婚から端を発した不幸な出来事は危惧した通り色々起きましたが、当の本人はその能天気な性格と周囲の大人な対応により多分自分のせいだとは思っていないので、後悔していないと思います。
眞子様が能天気であらせられることをお祈りしています。