マンデラ・エフェクト
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2019年6月8日
姉の病気はとても厳しいものでした。それでも奇跡的な割合でその病気に打ち勝った人もいます。
姉と私は「奇跡」の存在を信じたくて、それまでは気にも掛けなかった世の中の不思議な出来事を探すようになりました。
その中のひとつが「マンデラ・エフェクト」です。
マンデラ・エフェクトは実際とは異なる記憶を複数の人間が持っているというものです。
そのマンデラ・エフェクトにより、実は人間はパラレルワールドを行き来しているのではないか、という説が生まれたそうです。
マンデラ・エフェクト自体は特に科学的根拠があるわけでもない現象で、都市伝説であると言われています。
しかし姉と私はこのマンデラ・エフェクトに俄然興味が沸きました。その理由が実例のひとつ、「オーストラリアとニュージーランドの位置の記憶」というものです。
今のオーストラリアとニュージーランドの世界地図での位置はインドネシアにほぼ引っ付いています。しかし世の中にはオーストラリアとニュージーランドはもっと南にあった、という人が多数いるそうです。
私も姉の記憶もこの多数の人たちのようにオーストラリアはもっと南にあったイメージです。子供の頃、トイレに貼っていた世界地図で、ちょうど目線の先にあったオーストラリアと今の地図のオーストラリアとはどうも位置が違うように感じます。
地理には疎く記憶力も良くない私だけなら「気のせいかな…」と思えたのですが、かなり記憶力の良い姉も同じように感じたというのですからコーフンです。
ネットで私達がトイレでよく地図を見ていた時代の地図を探し、見てみましたがやはり記憶の地図とは違います。
こ、これはやはり我々は知らない間に違うパラレルワールドからやって来たのかも…などとさらにコーフンしたものです。
我々が当時のオーストラリアの緯度と経度まで覚えていたらこれが都市伝説かどうかもっとハッキリしたと思いますが、残念ながらそこまで勉強ができる子供ではありませんでした。でも逆にハッキリしないほうが夢がありますね。
とにかくこの出来事で我々姉妹はパラレルワールドを意識することになります。
姉はパラレルワールドがあるならきっと元気な自分がいる世界もあるだろう、マンデラエフェクトがあるならある日元気な自分とふと入れ替わって、病気がすっかり治ってることもあるかもしれない、奇跡ってそういうことかもね、と言っていました。
残念ながらその奇跡は起きませんでしたが…
当時はパラレルワールドの存在を前提として過去に行こうと努力するこんな日が来るとは思っていませんでしたが、あのタイミングでパラレルワールドを意識し出したことは、思えば必然的な導きだったのかも知れません。
この導きに従って奇跡を起こしたいと思っています。