悪徳の証拠
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年7月17日
昨日の記事の続きです。
~あらすじ~
スピリチュアル要素強めの闘病ブログをたまたま拝見したところ、そのブログ主さんが傾倒しているある気功団体のサイトに行き着きました。
そのサイトで紹介している気功の講座の料金や販売されている数々のグッズの価格が常識の範囲外に高額で、これは悪質なスピリチュアル商法ではないかと疑ったのでした。
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ということで、ちょっと覗いてみるつもりが余りに怪しかったので、悪徳の証拠がないかその団体のサイトをじっくり見てしまいました。
まずその気功の団体名…宗派名のようなものでしょうか。具体名は伏せますが、ダジャレっぽいのです。
例えば「厳気出奴照会」(げんきでやってるかい)みたいな、パッと見威厳がある漢字を当てているけれど、読んでみると「ふざけてるのかな?」と思わせられるようなネーミングです。
講座名やグッズの商品名も同様にダジャレ風のネーミングです。
これはもしかしてわざとふざけた名前にして、「馬鹿馬鹿しいと思う人」と「そんなことに気付かないほど信じ込んでいる人」をふるいにかけているのではないかと勘ぐっています。
もちろん後者をカモにするためです。
「なかなかやりよるな…」などと深読みしながら通販ページを見ていると、そんな狡猾な作戦の意図はなく、もっと浅はかな理由かもしれないと思われる記載がありました。
通販ページでは数々の生活雑貨が販売されているのですが、その中でも石鹸・洗剤類やハンドクリーム等化粧品類には「矢九用」というような、明らかに「薬用」を当て字にした表記が書かれています。
確か「薬用」の記載にはどこかの許可が必要なのでは…?
ちょっと調べてみると、薬機法上「医薬部外品」「薬用」と商品に記載するには厚生労働省に申請し、効能効果について承認をもらう必要があるとのこと。
つまりこれらの「矢九用」と書かれた商品は、認可がおりるほどの効果効能はないけれど、高額で売りたいので「薬用」と謳いたい…というものなのだろうなと思います。
ただ「薬用」を何とかして記載したいがために、全体をダジャレ風ネーミングに統一したとは思えません。他にも当て字が必要な理由があるのだろうとは思います。
結果的にはその当て字に疑問を持たない人たちをカモにしているので、意図してかどうかはわかりませんが私の深読み通り「カモをふるいにかける」ことには成功しているようです。