なんだかんだでオリンピック
************
このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
************
2021年7月15日
(記事を書いているのは7/24です)
オリンピックが始まりました。
姉が闘病中だった2018年暮れ、テレビでは2020年に開催される東京オリンピックの話題がちょくちょく出ていました。
姉はスポーツ観戦が大好きで、まだ体調がよかった2018年のサッカーワールドカップの頃は夢中になって応援していました。
その年の暮れにはほとんどベッドから起き上がることもできなくなり、辛さから笑顔も消え、テレビから流れる未来の話題には耳を塞ぐようになりました。
決して弱音は吐かなかった姉ですが、薄々東京オリンピックを観ることは叶わないと感じていたのだろうと思います。
あんなに楽しみにしていた姉が不憫で仕方なく、「姉が観られないなら、他の誰一人オリンピックを観られなくなればいいのに」と考えたことは確かです。
だから実際にコロナ騒動で延期になったときは、私の願いが叶ったのか、姉の呪いなのか、まさか現実になるとは、と驚愕しました。
そして今年、まだまだ感染状況も収まりを見せないので、もしかしてまだ私の呪いが効いていて中止になるのでは…と思っていましたが、なんとか開催されました。
私も姉に負けず劣らずスポーツ観戦は好きなので、始まってしまうとなんだかんだでテレビにかじりついて応援しています。
ただ盛り上がれば盛り上がるほど、1人で楽しんでごめん、という思いが心を過ります。
そんな時は「絶対過去に戻って助けに行くから、そのときは一緒に観よう」と心の中で姉に伝えて許しを乞うています。
まあ仮に姉の幽霊がどこかからオリンピックで盛り上がっている私を見たところで、別に怒りはしないと思いますが。