思いの強さ
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年6月25日
3年前にあおり運転で事故に遭いお亡くなりになった大学生のお母様が、毎晩亡くなった息子さんの晩御飯を作り続けているというニュース記事を見ました。
仏壇にお供えする所謂陰膳のような形式のものではなく、普通に家族が食べるものと全く同じものをいつも座っていたテーブルに用意するそうです。
3年前のその事故のことは私もよく覚えています。かなり悪質なあおり運転でした。
私ですら思い出すだけで犯人への怒りがぶり返すほどです。
お母様は今も息子さんの死を受け入れられずにいるということでした。
私も姉の供養台に毎日お水とご飯、そして姉が好きなお菓子を供えています。
亡くなってすぐの頃は、お菓子も辛いもの(スナック菓子など)と甘いもの(チョコレートなど)の2種類を供えていました。
そうすると毎日お菓子が増えて処理しきれなくなってきたので、2年半経った今は省略してお菓子は1種類でかさばらない小さめのものや、すぐ食べる予定の菓子パンなどを供えるようになりました。
このお母様は息子さんのために用意した食事はどうされているのでしょうか。
誰か食べているのか?次の日の昼食などにするのか?
いや多分、そんなこと負担に思うこともなく用意をし続けている気がします。
それだけ息子さんへの強い思いと犯人に対する憎しみの強さを感じます。
食事の用意をする度にその思いを新たにして、絶対に忘れないように。
「処理に困るから省略する」だなどと、私もまだまだだなあと思わせられました。
もちろん悔しい事故で亡くなられたことと、病死とでは思いは違うとは思うのですが。
今日はまた初心に帰って姉の好きだったお菓子をたっぷり買って供えよう。