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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2021年4月27日

私は美術系の大学を卒業したのですが、最近まで全く存じ上げなかった芸術家の方がいます。

草間彌生さんです。

私にとっては突然出現した芸術家です。

御年92歳。

Wikipediaでその経歴を拝見すると、(当然ですが)相当古くから第一線で活躍されています。

現代芸術に人一倍興味があったとは言えませんが、それにしても多少芸術に身を置いた立場として、全く知らないというのは自分でも不思議です。

特に大学入試に挑んでいるときは、予備校の指示もあり、図書館や本屋に通い、参考になる世界中の画家の画集を漁っていたものです。

前衛的ではあるもののビビッドで少しシュールな作風は、ポップアートが好きな当時(今も)の私の好みからしても目に入らないとは考えにくいのですが。

大学でももちろん、デザイナーとして社会人になってもその名前を聞くことはありませんでした。

初めて作品を見たのは、確か2年ほど前に、新大阪の駅だったかの駅貼りポスターだったように思います。

個展の告知ポスターで、あの有名な水玉のカボチャの写真でした。

それからしばしばメディアでも拝見するようになりました。

有名人の口からもその名前が出ることは珍しくありません。

「なんで私が知らなかったのにこんな芸術に疎そうな人までが知ってるの？」と常々思っています。

ちなみに恥ずかしいので「草間彌生っていつから有名だったっけ？」と人に聞いたことはありません。

私が草間彌生さんのいないパラレルワールドからやってきたのだと思わないと、私のしょーもないプライドが許さないのです。