来なかったサンタクロース
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2020年12月24日
今年のクリスマスは例年に比べて盛り上がっていないようです。
メディアでも敢えて盛り上げないようにしているように思います。
2年前のクリスマスイブは確か姉とまともに会話した最後の日だったかな。
病院の窓から複雑な気持ちで夜景を眺めていた、辛い思い出の日です。
姪たちは2年前のこの日までサンタクロースを信じていました。
この年に来なかったことで、親がサンタクロースだということを察したようです。
それにしてもこの頃はサンタさんの正体については子供の夢を壊さないようにうまくできています。
インターネットの普及で我々の子供時代より情報が氾濫していますが、それを逆手に取ってGoogleやフライトレーダーでは毎年サンタさんを追跡していたり、今年はWHOがサンタさんはコロナの抗体を持っていると公式に発表していました。
そういえばサンタさんの存在をすっかり信じ込んでいた子供たちへのプレゼントに、姉は毎年頭を悩ませていました。
サンタさんへの手紙を見せてくれなかったからです。
普段の様子から推測してプレゼントを買っていました。毎年大体正解を当てていたようで、喜んでもらえると姉はホッと胸を撫でおろしていました。
懐かしいなあ。
今年は直接欲しいものを聞いて、プレゼントを一緒に選ぼうと思います。
(ちなみに去年は義兄が亡くなったのでクリスマスどころではなかったという、2年連続でプレゼントにありつけなかった子供たちでした)