幾重にも重なる心
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2020年11月15日
人の本心ってなんだろうと思っています。
心の中にも本音と建前があって、でもどれが本音でどれが建前がわからなくなっています。
例えば私の心の第1階層はテレビで流れるゴシップのことを馬鹿馬鹿しいと思ったり、SNSで誹謗中傷する人のことを嘆かわしいと思っていますが、しかし第2階層で実はゴシップに興味があったり、誹謗中傷したり、妬みそねみや差別の気持ちが渦巻いています。
そして第3階層でそんな気持ちを持つことは人としてアカンと思っていますが、第4階層ではそんな綺麗事を言っていても本心は薄汚いくせにと思っています。
そして第5階層では…と何層にも続きます。
一番最後の層が本心なのだろうと思って言語化できなくなるまで考え続けると結局「自分最高」「自分以外はクズ」みたいな感情が根っこにある感じがしています。
…と言語化すると、そんな心根の自分はダメだ、とまた思ったり、いやそれが本心なのだから認めよう、とせめぎ合いが続きます。
過去に戻って姉を助けたい気持ちは誰のためなのかよく考えます。
もっと生きていたいと泣いていた姉の願いを叶えたいのか、今の辛い自分を助けたいだけなのか。
揺らがない気持ちと揺らぐ気持ちが同居していたり、過去に戻れると信じる気持ちとそんな馬鹿なことできるわけないという気持ちが何層にも重なっていたり。
そして「深層心理」ってやつはまた別にあったりするのでしょう?深層心理と本心は別物?よく分からない。
そんな出口のないことをずっと考えています。