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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2020年8月2日

姉の病気は難病で、病気が見つかったときにはあと一年も持たないだろうと主治医に言われました。

そこから色々情報を集め、いくつか希望が持てる先進医療について主治医に相談しましたが、いずれも「お金の無駄」と却下されました。

そのときは百戦錬磨のお医者さんの言うことだとスゴスゴと引き下がっていましたが、後から考えるともっと食い下がれば良かったのではないかと後悔しています。

とはいえ当時に戻ってやり直したところでどの治療法が効果的かはわからないので、過去に戻るなら病気の発症前に、と照準を絞っていました。

今日いつものように姉と同じ病気の方々のブログを拝見していたところ、その検討していたあるひとつの先進医療の情報を詳しく解説しているブログがありました。そこでその治療法が姉の当時の病状にマッチしていたという事実を知りました。そしてその治療を受けた患者は漏れなく生存期間が延びています。

その先進医療の名前を主治医に伝えたとき、「何それ？」というようなニュアンスのことを言った後で「どうせ今の病状なら受けられませんよ」と言われ、それ以上詳しく調べませんでした。

あの時、プライドの高い主治医に食い下がったところで逆効果だったことは目に見えていたのですが、ならば勝手に強行すれば良かった。何を遠慮していたのか、その行動ひとつで現在が変わっていたかも知れないのに、とベストの治療法がハッキリしたことで、輪をかけて後悔の念に苛まれています。

しかし考え方によっては、姉が闘病中の時期に戻ってしまっても、どう振る舞うのがベストかがわかったので、戻る過去の幅が広がったとも言えます。

そうそう。そもそも闘病ブログを見続けているのも、過去に戻ったときの参考に、と思っていたのでした。見続けていて良かった。ちゃんと目的を達成できた…と思うようにします。