怪談動画にガッカリ
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2020年6月18日
オバケ探知機「ばけたん」のパッケージには、取り扱い説明書の代わりに公式動画に誘導するURLが掲載されていました。
そのURLを辿ってばけたん関連の動画をいくつか見たために、また私のYouTube先生が「お前こんなん好きやろ?」と、山ほど怪談動画をオススメしてきました。
その中で怪談日本一を決めるという「OKOWA-1グランプリ」なるものの動画があり、せっかくなので優勝者の動画を拝見しました。
優勝者はお笑い好きの私からすると結構有名な芸人さんで、ピン芸人No.1を決める「R-1グランプリ」でも優勝された方です。
しかしその「OKOWA-1グランプリ」で優勝したという怪談は、私にはとても気分が悪い内容でした。
怪談の内容を書くのも無粋ですが…。
お世話になった友人のお父様が重い病に倒れられ、お見舞いに行った際には、呼吸もかなり苦しそうで、そのお腹も腹水で膨れ上がっていたそうです。
その後お亡くなりになったお父様のお葬式に参列した夜、終電がなくなったからと亡くなったお父様の自宅に泊まることになりました。
深夜、生前のお父様の部屋からあのお見舞いに行った時に聞いた苦しそうな呼吸音が聞こえます。勇気を出して扉を開くとお父様のベッドの布団が腹水のお腹のように盛り上がっていた、と。
そして話の〆は、自分を応援してくれたその友人のお父様が、怖い話のネタのために幽霊となってくれたのだろう、というものでした。
こうして文字にすると怖くも何ともない怪談ですが、実際の動画では、その苦しそうなお父様の息遣いや腹水の病状の表現などは過剰に不気味に表現されており(怪談なので仕方ないですが)、同じように重い病気で家族を亡くした私にとっては不快でしかありませんでした。
この話の幽霊のくだりがフィクションなのかどうかはわかりませんが、もしお父様を亡くされたご友人が本当にいるのなら、その友人の方はさぞかし不快であろうなあと思います。
まあきっと全てがフィクションなのでしょう。そうあって欲しいと思います。
そして私は病人をネタにするような怪談を今後一切聞かないでおこうと思いました。